exhibition

展覧会

TAMBOUR PARIS | 原田江津子 HARADA Etsuko 
「ÉQUILIBRE  Hommage aux gardiens de la Nature」

2019 12/21sat〜12/29sun 11:00~19:00 ※最終日17:00まで

TAMBOUR PARIS | 原田江津子 HARADA

TAMBOUR PARIS | 原田江津子 HARADA Etsuko 
「ÉQUILIBRE  Hommage aux gardiens de la Nature」

パリ在住の編むことにより作品を作り出すアーティストさんの個展を開催します。
今回ヤクの綿毛を使った装身具が水犀に並びます。

★12月21日(土)16:00より原田江津子さんのモンゴルの旅のギャラリートークを開催します。原田さんが撮影した、写真や動画を見ながらモンゴルでの経験をお話いただきます。
どなたでも、自由にご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
その他のイベントや受注会は水犀のインスタグラム( @mizusai_ )に情報掲載します。

2012よりこのヤクの綿毛素材を使って作品作りが始まりました。私は、生まれた頃より繊維をいじって大きくなりました。 毛糸で言えば、カシミア、アルパカ、メリノス、モヘア、麻、混合素材、諸々。好きな素材はありますが、このヤクの綿毛100%素材は、使えば使うほど、引かれていき、挙げ句の果てにデザインの限界を感じ始めたのです。いかにしたらこの素材を最高に生かせるか。ルーツ、生活環境、文化を知りたい!何かイメージするだけからの作品ではいけない。腹から出てくる纏わりの無い知識と愛情で物で創りたい!という気持ちがようやく叶い、今年6月の収穫に合わせてようやくモンゴルへ一人旅。
ヤクの生存する山脈地帯ARKHANGAIという地方の5家族のブレーダーたちを訪問して来ました。 一緒に生活し、話し合い、たくさん触れ合いながらお世話になりどんな自然の中で、どんな環境で人間と動物とが生存し合い、綿毛が収穫されるのか、実際体験てきました。
本来ブレーダーの人々は、この地球、自然を守る番人として生きており、皆天使のような方達でした。そして一緒に生活しているだけで、心が洗われていく感じがしました。他にもいろいろな方と不思議な巡り合い、言葉を交わし、素朴さにまた心が温まりました。 今までの自分の殻から脱皮してパリへ戻って来ました。
ということで、今回の題目は、この地球で最も大切なもの、Équilibre(Valance・バランス) そして、”〜自然界の番人へのオマージュ” を副タイトルと致しました。。
原田江津子

作家在廊日:12/ 00.00.00.00

原田江津子 プロフィール

生まれた時から、母の編み物教室のアトリエで、糸、機械、生徒さん達との触れ合う中で育つ。
武蔵野美術短期大学在学中、学園内、ラフォーレ原宿、新宿などで、ファッションパフォーマンスを開始。
卒業後エスモードジャポン入学88年渡仏89年エスモードパリ校卒業。卒業作品は西武百貨店買取。
1989年 パリを拠点にフリーランス活動を開始
1994年 パリからのインポート、企画生産業務、ファッションアドバイザー
1999年 出産を機に仕事のスタイルを変え、自分の作品を作りはめる。ダンブールパリ・デビュー作品ピースアンドラブシリーズ誕生
2012年 パリ11区にアトリエブティックをオープン
2016年 ジュエリー時計国際見本市ビジョルカパリにおいて才能あるクリエイター賞受賞。アニエスベーが作品買取
2017年 PAD PARIS Art&Design展出店 この年より阪急梅田フランスフェア毎年出店
     9月ホテルドヴィルパリ市庁舎において、DESIGN ET ARTISANAT D’ART 展出店
     11月メイドインパリスラベルに認定
2019年 コンセプトストアー、パリメルシー10周年記念イベントにおいて、限定コレクション“ペタル”のデザイン制作を手掛ける
     6月ヤクの綿毛を深く学ぶ為モンゴルに渡る
     エスモードパリ校卒業審査員を務める
     9月から2020年2月までシャンチーにあるレース博物館にて、ドレスに合わせたネックレス3点が選ばれる
     ビジョルカ国際見本市にて心を打つブランドの一つとして代表して紹介される
2020年 4月にベルリンの装飾美術館で行われる展覧会にもイルドフランス代表で(20名)出店予定
その他、母の行うチャリティーバザーに毎年参加し、毎年寄付を行っている。




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