exhibition

展覧会

竹下 努 TAKESHITA Tsutomu・狩野 明子 CANOO Akiko 
「手のひらに掬う月」

2019 9/7sat〜9/16mon 11:00~19:00

竹下努・狩野明子作品

竹下努・狩野明子 「手のひらに掬う月」

岐阜県土岐市で李朝を手本とした白磁を中心に作陶している竹下勉さんと、東京でイラストレーターとして活動している狩野明子さんの二人展を水犀で開催します。

今回の企画展の共通キーワードは「月」。 竹下さんは月に見立てた壺や花器、祭器など。狩野さんは、日本や朝鮮など東アジアの月にまつわる神話に登場するモチーフを膨らませたユーモアのあるモノトーンのドローイング作品を展示します。 企画展テーマ「手のひらに掬う月」は禅語の“掬水月在手”から。大空に輝く月も手のひらに水を掬えば、誰でも平等に手の中に入れることができるという意味です。

会期は、中秋の名月、重陽の節句などとも重なります。お二人の表現する「月」で秋を楽しんでいただけましたら幸いです。初日の夕方から、ささやかなレセプションを開催します。菊酒、菊茶と月餅を用意してみなさまのお越しをお待ちしております。

李朝白磁のなかには「月壺」と呼ばれる丸みのある壺があります。今回の展示で皆様も実際に「月」を手にしてみてはいかがでしょうか?
竹下 努

古代より、人々を魅了している月。白磁という美しい月を中心に東アジアの自然豊かな十五夜の風景を創り上げました。
私達の中秋の名月をご一緒にお楽しみくださいませ。
狩野 明子

作家在廊日:竹下 9/7 狩野 9/7,8,14,15,16

竹下努 プロフィール

1986年 長野県に生まれる
2007年 岐阜県立多治見工業高校専攻科 卒業 岐阜県多治見市 (有)玉山窯に就職
2015年 独立 若手陶芸作家集団「ミノヤキセンパイ」結成 岐阜県重要無形文化財保持者玉置保夫先生に師事
現在、土岐市にて作陶中



狩野明子 プロフィール

日本女子大学卒業 セツ・モードセミナー卒業
2004年 ギャラリーハウスMAYA『装画を描く コンペティション Vol.4』入選
2008年 ペーターズギャラリーコンペ2008 長友啓典賞 受賞
2011年 第177回 ザ・チョイス入選 (審査員 天明屋尚さん)
2016年 第197回 ザ・チョイス最終選考 (審査員 佐藤直樹さん)
現在、雑誌、装丁などを中心に活動中



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