exhibition

展覧会

水犀オープニング企画展 「明明百草 meimei hyakusou」part1
はいいろオオカミ+花屋 西別府商店

2019 3/15fri〜3/24sun 11:00~19:00

作品名:左「森の大精霊」右「森の信仰」

作品名:左「森の大精霊」右「森の信仰」

明明百草
meimei hyakusou

水犀第一回目となる企画展は、店内の内装や生け込みを担当してくれた、はいいろオオカミ + 花屋 西別府商店と水犀のマークを制作してくれた田中健太郎さんに「明明百草」というテーマで企画展をお願いしました。

今回の企画展のキーワードは「植物」。
中国の唐時代の仏教学者・龐居士(ほうこじ)の語録に「明明百草頭 明々祖師意」という言葉があります。
「私たちの目の前に広がる存在や現象には、あらがえない宇宙の意思がある。
植物が花を咲かせることに、悩みや迷いなど存在し得ない。
そこに在るものすべてが明らかな真実である」という意味です。

「なぜ、植物を描くのか」「なぜ、植物を生けるのか」。
その答えは、この言葉の中に存在すると思います。
2組の作家がどのような答えを見いだしたのか、ぜひ、お楽しみいただけたらと思います。

植物を使った、造形作品やインスタレーションの他、人気の「森の小さな灯」や3月にロシアで仕入れたばかりの骨董も会場に並びます。

part1
はいいろオオカミ+花屋 西別府商店(植物、オブジェ、骨董)
Haiiro Ookami+Hanaya Nishibeppu Shouten(plants,objects,antique)
2019.3.15(fri)〜3.24(sun) 11:00~19:00
作家在廊日:3/15.16.23.24


西別府が作品を作る際は、形が先にあるのではなく、あくまで素材(植物)に手を動かされる様に、
自然に促されて、そこに「在る」ものになって行く。
そして
いつも、私が空間を作っていく過程には、パートナーである西別府の作品を展示するということが
密かにイメージにあったりします。
その二つが混じり合った展示をこの「水犀」のオープニングに寄せて…
自分たちの中に自然と湧き上がるものを表現出来たらと思います。

はいいろオオカミ 佐藤克耶

はいいろオオカミ + 花屋 西別府商店 プロフィール

佐藤克耶(さとう・かつや)
古道具 はいいろオオカミ 店主
店名はロシアの民話『イワン王子とはいいろおおかみ』から。
ロシアや日本の生活に根差した古道具を買い付けるほか、住宅やインテリアの設計も行う。

西別府久幸(にしべっぷ・ひさゆき)
花屋 西別府商店 店主
「はいいろオオカミ」での展示を機に佐藤と空間を共有。
木の根やキノコ、古木などを使い独自の世界観を表現するほか、活け込みや空間ディスプレイなども手がける。



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