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田中健太郎スペシャルボックス数量限定で販売決定!
水犀開廊企画展「明明百草」part 2 田中健太郎

2019.3.27

同じものが一つもない唯一無二のスペシャルボックス

2019年3月29日(金)からはじまる、水犀開廊企画展「明明百草」part2 田中健太郎。その会期中に「田中健太郎スペシャルボックス」を50個限定で販売します。田中さんが一つ一つに、ドローイング&コラージュしたボックスに、高精細出力したプリントがセットになっています。唯一無二のスペシャルなアート作品です。

セット内容は2種類。
★スペシャルボックス ¥28,000- + tax
・ペイント&コラージュしたボックス
・高精細出力したプリントの3枚セット
※限定50セット

★超スペシャルボックス ¥60,000- + tax
・ペイント&コラージュしたボックス
・企画展「明明百草」書き下ろし原画を高精細出力したプリントの8枚セット
・ドローイング or オブシェ 1点
・秘密の小さな宝箱
※限定5セット

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上の写真はスペシャルボックスになります。超スペシャルボックは後日、写真掲載いたします。

同じものはありません。お気に入りを見つけに、水犀開廊記念「明明百草」へぜひお越しください。
スペシャルボックスは水犀のinstagram @mizusai_でも情報発信いたします!

水犀オープニング企画展 「明明百草 meimei hyakusou」part 2
田中健太郎2019 3/29fri〜4/14sun 11:00~19:00 詳しくはこちら >

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水犀開廊企画展「明明百草」に向けて
はいいろオオカミ+花屋 西別府商店

2019.3.4

古道具と植物、ひとつの場所に

南青山の路地裏にひっそりと建つアパートの一階奥。ロシアや日本の生活に根ざした古道具を取り扱う「はいいろオオカミ」と、生花だけではなく、あらゆる植物や自然物をミックスした提案をする花屋「花屋 西別府商店」とが融合したお店があります。

「店についても、ぼくたちの活動についても説明するのがむずかしいんです」と話すのは「はいいろオオカミ」店主の佐藤克耶さん。そこに「でも、説明できなくていいよね」と相づちを打つのは「花屋 西別府商店」店主の西別府久幸さん。互いにひとりで活動していたものの、「ふたりでやって生まれたものをみてしまったからには、一緒に活動するべきだと感じました」と佐藤さん。こうして、5年前にふたりでの活動がスタートしました。

古道具という”時間のとまった”「古」と、植物という”その瞬間を生きる”「生」。言わば、対照的ともいえる要素が共存した作品づくりをしているおふたり。イベントや展示会などにも数多く参加し、精力的にさまざまな作品を発表しています。

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水犀に係る二人だからこその展示を

水犀初の企画展「明明百草」は、開廊にあたり尽力してくれた2組にお声がけさせていただきました。パート1は、「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」。
「はいいろオオカミ」佐藤さんは水犀(店舗&ギャラリー)の設計を担当。一級建築士としても活動されています。築50年のオフィスビルの良い部分を残しつつ、心地よい洗練された空間に仕上げてくれました。「花屋 西別府商店」西別府さんは、プレオープン中の店内入口のメインシンボルともなる生け込みを担当してくれました。毎回、斬新な生け込みで、多くのお客様に楽しんでいただいてます。

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自然にうながされ、そこに「在る」ものになる

今回の企画展に向けて、「西別府が作品を作る際は、形が先にあるのではなく、あくまで素材(植物)に手を動かされる様に、 自然に促されて、そこに「在る」ものになって行く。そして、いつも、私が空間を作っていく過程には、パートナーである西別府の作品を展示するということが密かにイメージにあったりします。 その二つが混じり合った展示をこの『水犀』のオープニングに寄せて…自分たちの中に自然と湧き上がるものを表現出来たらと思います」と、佐藤さんからメッセージをいただきました。 企画展のテーマ「明明百草」に合わせ、植物をつかった立体造形やインスタレーション、照明などの作品が展示されます。また、佐藤さんが3月にロシアで買い付けてきたばかりのアンティークも展示販売を予定しています。 お二人が水犀をどのような空間にしてくれるのか、とても楽しみです。

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はいいろオオカミ + 花屋 西別府商店 プロフィール

佐藤克耶(さとう・かつや)
古道具 はいいろオオカミ 店主
店名はロシアの民話『イワン王子とはいいろおおかみ』から。
ロシアや日本の生活に根差した古道具を買い付けるほか、住宅やインテリアの設計も行う。

西別府久幸(にしべっぷ・ひさゆき)
花屋 西別府商店 店主
「はいいろオオカミ」での展示を機に佐藤と空間を共有。
木の根やキノコ、古木などを使い独自の世界観を表現するほか、活け込みや空間ディスプレイなども手がける。



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水犀を抱いた招き猫・大石早矢香

2018.10.24

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京都を中心に活動している、大石早矢香さんに水犀の店舗に飾る招き猫を作ってもらいました。
大石さんの作品は植物や動物、人体のパーツなど様々な装飾を組み合わせながら独特な世界を作り上げていて、見つめていると作品の中に引き込まれ、異次元を旅しているような錯覚におちいります。圧倒的な熱量と集中力で仕上げられた作品はとにかく圧巻で不思議で素晴らしく、私たちの大好きな作家さんです。

今回、単なる招き猫ではなく、店舗の屋号である聖獣の「水犀」を抱いてる形にしたら楽しくなるかもと提案をもらい、大賛成で制作してもらうことになりました。犀(サイ)を抱いた猫。なんだかそれだけでワクワクでした。

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春にアトリエ訪問させていただき、制作途中の招き猫に対面。小さなマケット(試作)で作品のバランスを決めてから、手びねりや型抜きで制作したパーツを組み合わせながら制作をしていて、緻密で丁寧な仕事ぶりには思わずため息がでました。大石さんの「水犀」の解釈が素晴らしく、宝石でできてるといわれている甲羅の装飾や、水辺にいる聖獣ならではの水のあしらいなど、スタッフ全員で感動しました。 そして、完成した招き猫がこちらです! 愛らしい水犀を優しく抱える男の子の黒猫でパワーみなぎってます!

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大石さんからコメントをもらいました。「このたび聖獣・水犀を初めて知りましたが、作っていくうちに、なんだかとても優しい生き物に思えてきました。そして清らかで美しい…そんな気がします。そういう思いを込めながら作り上げた招き猫です。美しいもので満たされたお店「水犀」の心強いパートナーとなれることと信じています。」 多くの方に愛されるよう、店舗の大切なパートナーとして大切の店舗で展示していきます。後ろ姿も大石さんの愛情のこもった楽しい造形になっていますので、ぜひ招き猫に会いに来てください。 この招き猫は非売品となりますが、大石さんの酒器など店舗で取り扱いがあります。下の写真はお酒を入れる注器です。大石さんの世界をぜひ、手にとって体験してください。

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大石早矢香プロフィール

(陶歴)
1980  京都府生まれ
2004  京都市立芸術大学美術学部陶磁器専攻卒業
2017
・Thematic Exhibition in Gwangju GICB2017(韓国/ 京畿陶磁博物館)
・第12回パラミタ陶芸大賞展(三重/ パラミタミュージアム)
・茶陶の現在‐2018萩 (山口/山口県立萩美術館・浦上記念館)

(受賞)
2004
・京都市立芸術大学2003年度制作展・同窓会賞 (京都/京都市美術館)
・たち吉クラフトコンペ「京都陶芸の新しい芽」・優秀賞受賞(京都/たち吉本店)
2014
・第43回長三賞常滑陶業展「くらしのやきもの展」・長三賞(愛知/INAXライブミュージアム他)
2015
・マイヤー×信楽大賞展・銀賞(USA/マイヤーガーデン他)
・京展・館長奨励賞(京都/ 京都市美術館)
・第32回長三賞常滑陶芸展・自由造形部門 長三賞(愛知/愛知県陶磁美術館他)
2016
・現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ・佳作(山口/山口県立萩美術館・浦上記念館)

(Collection)
・Hen Hyang Lim Onggi Museum(韓国)
・滋賀県立陶芸の森陶芸館(滋賀)
・韓国陶磁財団・Icheon world ceramic center(韓国)


作品名:Direction

作品名:Direction